探偵の浮気調査の方法 どこまでできる?
探偵の浮気調査の方法ですが、具体的にどこまでできるかは「探偵業の業務の適正化に関する法律」(以下「探偵業法」)に定められています。この記事では、「探偵業法」を引用しながら、探偵の浮気調査の方法や、具体的にどこまでできるのかを説明しています。
【ポイント】
違法な調査を行う探偵にお金を払ってもあなたにメリットはありません。
違法行為で撮影した写真や動画を、裁判に提出できますか?
優良な探偵は「合法の浮気調査」しか行いません。
「探偵業法」に定められている探偵の浮気調査の方法を知っておくと違法な行為をする悪徳探偵を見抜けるようになります。
このページのもくじ
「探偵業法」に定められた探偵にできる仕事
まずはじめに、「探偵業法」に定められている「探偵業務」について引用します。
第二条 この法律において「探偵業務」とは、他人の依頼を受けて、特定人の所在又は行動についての情報であって当該依頼に係るものを収集することを目的として面接による聞込み、尾行、張込みその他これらに類する方法により実地の調査を行い、その調査の結果を当該依頼者に報告する業務をいう。
ここに、探偵の浮気調査の方法として下記の3つがはっきり書いてあります。
- 聞き込み
- 尾行
- 張り込み
探偵の浮気調査の方法として出来ることはいたってシンプルです。
探偵だからと言って、警察のように特別な権限が与えられているわけではありません。だからこそ調査能力に差が出ます。
浮気調査の場合は、下記で説明する「尾行」と「張り込み」が浮気調査の主な方法になることが多いです。
人探しや、家出人調査や行方不明調査では「聞き込み」もよく行われる調査方法ですが、浮気調査はバレてはいけませんので「尾行」と「張り込み」による調査が行われます。
尾行と張り込みによる調査とは?
浮気調査においては、「尾行」と「張り込み」は必ずと言っていいほど行われる調査方法です。
「尾行」と「張り込み」は浮気の証拠をつかむための手段です。調査の対象となる人物にバレたら最悪な状況になりますから、気付かれないように細心の注意を払いながら証拠となる写真や動画を撮影します。
探偵もののドラマや漫画では尾行するシーンがよくでてきますが、実際の浮気調査はそんなに簡単ではありません。怪しまれないように自然な形で行うにはかなりのテクニックが必要です。
そして、それ以上にテクニックが必要になるのが「浮気現場の撮影」です。
例えば、下の写真は、原一探偵事務所の調査報告書のサンプルを撮影したものなのですが、人物が特定できるように顔が正面から写っていますよね?
(赤丸は、説明のために当サイトが入れてものです)
結局のところ、尾行や張り込みにがうまくても、確固たる証拠が手に入らないと意味がないわけです。
証拠というのは、第3者が見ても間違いないと言い切れるレベルである必要があります。ラブホテルに入るところまで尾行して、遠くからぼんやりした写真をとっても証拠能力は低いです。
「入るところ」を顔が分かるように撮影して「時間を記録」
そのまま張り込みを行い
「出るところ」を顔が分かるように撮影して「時間を記録」
こうして、ラブホテルでの滞在時間が分かるようにすることで不貞行為の証拠となります。これは一例で、実際の原一探偵事務所の浮気調査の報告書にはもっと綿密な情報が時系列でまとめられています。
この記事では、原一探偵事務所の調査報告書を例に出しましたが、裁判に使えるレベルの浮気調査でしたら同様のレベルの浮気調査が行われるはずです。
調査に必要な探偵の人数
優良な探偵事務所では、必ず、依頼者から丁寧なヒアリングを行います。ヒアリングによって調査プランを立てて調査に必要な人数を算出します。
調査に使う探偵の人数にが少ないほうが見積もりは安くなるのですが、人数が少なすぎると、尾行や張り込みでバレる確率は高くなります。
浮気調査ではヒアリングがとても大事です。
調査料金に関して言えば、私がこのサイトを運営していて感じるところですが、調査能力が高い探偵が少人数で調査を行うのが最終的には一番料金が安くなると思います。
最悪なのは、調査能力の低さを人数でカバーしようとする探偵ですね^^;
これは、依頼者にとって何の得にもなりません。。
浮気調査の方法だけでなくて、料金が気になる人は、このサイトのトップページで情報をまとめています。
原一探偵事務所の料金が軸になってはいますが、浮気調査の方法の参考にもなりますよ。
LINEのやり取りを解析してもらえるか?
配偶者の浮気が気になると、LINEのやり取りを見てみてくなりますよね?
パスワードのロックを解除して、LINEのやり取りの履歴を解析して欲しくなるのも当然だとは思います。
ですが、探偵に頼んでも配偶者のLINEのやり取りを解析してもらうことはできません。本人の許可なく、探偵がスマートフォンの中を見たり、LINEの履歴を入手することは違法行為だからです。
FacebookなどSNSの行動調査は?
FacebookなどSNSの行動調査も、浮気調査を目的にして、探偵が不正アクセスをすることはできません。これもLINEの解析調査同様に違法行為だからです。
妻が夫のスマホをのぞき見するのが違法?
「妻が夫のスマホをのぞき見するのが違法かどうか」ですが、例え妻であっても法的には違法です。
ただ、実際のところ、罪に問われるかどうかは、夫が妻を訴えるかどうかによります。ですから、もし、自分でLINEやFacebookなどのSNSを使った浮気調査をしようとしているのでしたら念の為にリスクを覚悟の上で行って下さい。
それから、裁判であなたを有利にする証拠は、不貞(不倫・浮気)の証拠は、肉体関係の有無を証明できるものだけです。LINEやFacebookでの投稿でここまでの証拠をつかむのはなかなか難しいものがありますし、万が一証拠をつかむ前にバレてしまったらあなたの立場が悪くなる可能性もあります。
もし、リスクを犯しても自分で調査をしたい場合は、どんなものが証拠として有効なのかは事前に知ってから行動に移すことをおすすめします。
GPSでの浮気調査は?
GPSでの浮気調査ですが、依頼を受けている探偵事務所もあります。
自動車にGPSを付けて調査をできる理由ですが、自動車が夫婦の共有財産であり、その持ち主の妻(または夫)の了承を得ているという前提条件が成立しているからです。(どんな場合でもGPSが使えるわけではありません)
ですが、注意したいのは「GPSの位置情報からおそらくラブホテルですね」という情報だけでは不貞を立証する証拠としては弱いです。
GPSでの浮気調査を行う時には、何の目的でGPS調査を行うのかを事前によく理解して納得した上で行いましょう。
「夫の行動をとにかく安い料金で把握したい」という目的ならGPSでの調査もありかもしれませんが、裁判に使えるベレルの証拠はGPSだけでは無理です。尾行する対象者を見失わないためにGPSを取り付けるというのもありといえばありですが、そもそも、尾行がうまい探偵ならその必要もないでしょう。
ごく稀に、GPSで安価に浮気調査を請け負って、ラブホテルにいるのを特定した後に、「今、調査員を派遣すれば証拠を押さえられます」と高額な追加調査をすすめてくる探偵事務所もあるようです。
念のために注意しておきましょう。
浮気調査で重要な調査プランについて
ここまで、探偵の浮気調査の方法について説明して来ましたが、「聞き込み」、「尾行」、「張り込み」による浮気調査を実行するためには調査プランが必要です。
優良な探偵は、利用者に負担が少ないプランを提案してくれるものです。
普段のお買い物と違って、探偵の浮気調査の料金を比べるという発想がない方が多いようですが、時間の余裕があるのなから、納得して調査を行うためには比較検討は必要ですよ。
このサイトでは原一探偵事務所をおすすめしてはいますが、原一では調査プランの立案と見積もりまでは無料で調査を強要するようなことは一切ありません。
だから、原一の無料相談で知識を付けて、他の探偵と比較もして、納得した上で最前の調査を行って欲しいと思っています。
どんなにいいサービスでも、比較対象がないと、良いか悪いかの判断すらつきませんから。探偵に浮気調査を依頼するならぜひ比較検討もしてみて下さいね。
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